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オコジョの散歩道

■アオゲラ・ツグミなど  ある日、懐古園など散歩道で出会った鳥たち(03-21 08:14)
アオゲラ(緑啄木鳥  キツツキ科アオゲラ属)
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久しぶりにキツツキの仲間のアオゲラに出会えました。

キツツキの木を突っつく「ドラミング」は遠くまで響きます。
この音からキツツキがいるなと・・・
しかしどこにいるのかと探しても、なかなか姿にお目にかかれません。

この時は、どこかから飛んできて木の幹に止まりここまで攀じ登りました。
飛んで来た時はヒヨドリかと思いましたが、ヒヨドリは木の幹を登っていけません。

懐古園では、何度かアオゲラを見たことがありますが、数年に一度くらい・・・
もっとも懐古園は月に一度来るくらいですから、遭遇の機会は少ないようです。もっと頻繁にくると会えるのかも・・・

一番小さなキツツキのコゲラの方が良く出会います。

写真はピンボケ気味です。枝が邪魔で、老眼ではピントが合いません。
でもなかなか会えない鳥ですのでアップです。



2
こちらもピンボケです。

アオゲラというけど少しも青くない・・・
顔の赤が目立ちますね。この写真は見上げているので判らないのですが、頭の上も赤い帽子です。
アカゲラではないかと・・・

仲間のアカゲラは赤い帽子を被り下腹部あたりも赤いのですが、アオゲラは赤いのは帽子と顔の部分だけです。
アカゲラの羽の色は黒ですが、アオゲラは鶯色(鶯はこの色ではないですが・・)です。緑といってもいいですね。青葉、青虫、青菜、青信号といいますが、実際は青色でなく緑ですね。緑系統の色を青と呼ぶのは古い呼び方です。
アオゲラの名は全体的な羽の色からです。

3
キツツキのドラミングは木には迷惑かなと考えてしまいますが、キツツキの樹をつつくのは虫のいる木で行い、虫のいない健全な木では行うことはほとんどないようそうです。樹の中にいる昆虫の幼虫はアオゲラの食事メニューの一つで、木を枯らすことなく、木の虫を退治することから、害鳥ではなく益鳥です。樹の外にいる昆虫やクモ、ムカデ、そしてて、蟻も好物で、地面に降りてアリも食べるそうです。

冬は虫たちが少なくて大変ですね。でも生き延びなくてはなりません。キツツキといえども果実も食べるそうです。生き延びるためには贅沢はいっていられませんね。

もっといい位置から撮影できないかと動いたらさっと飛び去って行ってしまいました。

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これまでの写真では判りにくいので以前にやはり懐古園で撮影した写真を一枚。

ドラミングは、春に多く聞くことが出来ます。
木に穴を開けて巣穴を作り、樹の皮の中の虫を食べるためでもありますが、春は恋の季節、他の鳥の「さえずり」と、同じように、異性への恋歌の役割もするようです。そして、なわばり宣言の意味もあるようです。

ツグミ(鶫  スズメ目ツグミ科)
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ツグミは、この時期はよく見かける冬鳥の代表みたいです。

本当はもっとはやくからわたっているのですが、シベリアから渡ってきても、
山の幸が豊富な秋は山で、飽食して、食物が、乏しくなると里へ降りてきます。

こちらを見て睨んでいます。
変なやつが居る、どうしようか・・・

7
春には北に変える鳥ですが、最も渡りというのは体力が必要なようです。

渡りをする鳥は渡りの前になると胸骨の間に多量の脂肪を蓄積します。日本で生活している間には食べ物は充分あるので、脂肪を蓄える必要がありません。食べても、脂肪がつきません。太り過ぎと何とかダイエットに飛びつく人間からみると羨ましい限りです。

しかし渡りには体力が必要で、春、北へ旅立つ頃には、脂肪の量は冬の時期の約3倍の、体重に対する脂肪の割合を10数%に増加させます。
渡りしないスズメの脂肪は増えません。増やす必要性が無いからです。

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ツグミは古くは鳥馬(ちょうま)という別名で呼ばれたことがあるようです。今でも、使われている地方もあるようです。ツグミが。 地面をピョンピョンと跳ねるように動き回る姿からが馬がはねるのに似ているからだそうです。
そういわれて見ると地面で姿を見ますね。大好きなミミズや虫を探しに降りていることが多いからでしょう。虫だけでなく木の上で実を食べることもおおいです。

懸命に食料を探して動き回るのでよく出会うようです。

やはり私が気になるのか藪の中へ逃げて行ってしまいました。

カワラヒワ(河原鶸  スズメ目アトリ科)
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わりと群れで行動することが多く、雀かなと思うとカワラヒワだったりします。

以前、義父は、「ヒマワリの種を食べに来たスズメを写真に撮った」と、写真を見せてくれましたが、実際はカワラヒワでした。
もっとも、人のことは言えません。逆光のときなど、スズメだと思って撮影、あとで拡大してみたらよく見てみたらカワラヒワということが、よくあります。
黄色の色もあって素敵な色彩といえなくもないかと・・・

13でも、河原にすむヒワなので、「河原鶸」と、明瞭なのですが、このあたりは、河原で見るよりも、人家に近い畑や、庭木や、電線みることの方が多いようです。

人里に住む割にスズメはわりと臆病で人が近づくと一目散に逃げ出します。しかしカワラヒワはあまり逃げません。そのために写真は撮りやすい鳥さんです。

顔に似合わず、友好的な性格のようです。

12
以前、妻がカワラヒワの写真を見て「目つきの悪い鳥だね」と、言っていました。
確かに、悪人顔ですね。

そういえば、NHKの『チコちゃんに叱られる!』の最後の(視聴者からのお便りを紹介するコーナー「ひだまりの縁側で…」に登場するカラスのキョエちゃんに似ているような・・・

シジュウカラ(四十雀 スズメ目 シジュウカラ科)
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    老の名の ありとも知らで 四十雀    芭蕉


シジュウカラは長い黒いネクタイをしめたような黒い帯模様が素敵な小鳥・・・
沖縄や南西諸島などを除くと日本各地に居て、芭蕉翁の和庭にもよく訪問していたのかもしれません。

この句は、「可愛いシジュウカラ、40歳という年よりの名がついているなんて、お前はしらないだろうなといった感じでしょうか。

当時の40歳は初老でした。以前書いた江戸時代の「シジュウカラの引導」・・・

可愛がっていたシジュウカラが死んで飼い主が、愛鳥が無事極楽へ行けるように小坊主に、引導を渡してほしいと頼みました。小坊主が「これは何という鳥ですか」と問うので「シジュウカラです」というと、小坊主は「なんだとシジュウカラだと。人生わずか50年なのに、小鳥の分際でシジュウカラ(四十から)というのは生き過ぎなり。カアーツ!」と引導を渡したそうです。小坊主は、のちに一休和尚という何なったとか・・・

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>  むづかしや どれが四十雀 五十雀   一茶

小林一茶もこんな句を作っているように感じシジュウカラは人気者のようです。

シジュウカラは古くは「シジウカラ」といい、「シジウ」は「チ・チジュクジュク」という鳴き声からといわれます。もっとも諸説あって、「スズメ40羽と四十雀1羽で交換した」「たくさん群れるので四十(シジュウ)」などなど・・・


ほかにもヤマガラ(山雀)に「カラ・ガラ(雀)」がついていますね。読み方はちがいますが、カナリア(金糸雀)、ヒバリ(雲雀)、ヨシキリ(葦雀)など「雀」の字がつく鳥がいるように「カラ・ガラ(雀)」は小鳥のことです。

つまらないことを言っているなと、そっぽを向いて行ってしまいました。

トビ(タカ目 タカ科)
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「鳶が鷹を生む」「鳶に油揚げをさらわれる」・・・

こんな諺で知られるお馴染みの鳶・・・

鳶をどう読むかトビかトンビか・・・

「飛べ飛べとんび空高く・・・」、「とんびがくるりと 輪を描いた」と、歌の世界では「トンビ」が主流。基本的には、関西がトンビで関東はトビだそうですが、こうした歌で「トンビ」が優勢になりつつあるようです。

20
こちらも、くるりと輪を描いて行ってしまいました。


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